小学生低学年のお子さんが言うことを聞かない、という悩みは多くの親御さんが抱えていることと思います。
その理由には、お子さんの発達段階や、その時の状況など、様々な要因が考えられます。
【目次】
- 1.小学生低学年が言うことを聞かない理由
- 2.発達段階の理由
- 2-1.自己主張の芽生え
- 2-2.集中力の低下
- 2-3.言葉の理解力
- 2-4.感情のコントロール
- 3.状況的な理由
- 3-1.疲労
- 3-2.興味関心の対象がある
- 3-3.状況への不満
- 3-4.大人の伝え方
- 4.子供が言うことを聞かない時の対処法
- 4-1.子どもの目線に立って考える
- 4-2.具体的な言葉で伝える
- 4-3.選択肢を与える
- 4-4.褒める
- 4-5.共感する
- 4-6.落ち着いたトーンで話す
- 4-7.時間を決めて遊ぶ
- 5.子供との良好な関係を築くために
- 5-1.一緒に過ごす時間を作る
- 5-2.子どもの話をよく聞く
- 5-3.子どもの興味関心に目を向ける
- 5-4.子どもの自主性を尊重する
1.小学生低学年が言うことを聞かない理由
小学生低学年のお子さんが言うことを聞かないのは、成長の証でもあります。
自己主張が強くなり、自分の考えを持ち始めることや、集中力がまだ長く続かないことなどが考えられます。
また、大人の言葉が十分に理解できない場合や、状況に不満を感じて反抗的な態度をとることもあります。
遊びに夢中になっている、疲れているなどの状況的な理由も考えられます。
2.発達段階の理由
小学生低学年のお子さんが言うことを聞かないのは、発達段階で様々な変化が起こっているからです。
まず、自我が芽生え、自分の考えや意見を主張したがるようになります。
大人に言われたことを素直に聞くだけでなく、自分のやりたいことを優先しようとするため、反抗的な態度を見せることがあります。
また、集中力がまだ十分に長く続かないため、遊びに夢中になると周りの声が聞こえなかったり、指示を無視したりすることもあります。
さらに、言葉の理解力も大人と比べて未熟です。
大人の言葉が抽象的だったり、複雑だったりすると、その意図を正しく理解できずに、指示通りに行動できないことがあります。
このように、小学生低学年の子どもの発達段階は、大人とのコミュニケーションや行動に大きな影響を与えます。
これらのことを理解し、お子さんの年齢や発達段階に合った声かけや対応をすることが大切です。
2-1.自己主張の芽生え
小学生低学年の子どもが言うことを聞かない大きな理由の一つに、自己主張の芽生えがあります。
この年齢の子どもは、自分自身の考えや意見を持つようになり、「自分でやりたい!」「こうしたい!」という気持ちが強くなります。
大人から指示されることを嫌がり、自分の思い通りにしたいという欲求が強まるため、反抗的な態度を見せることがあります。
また、周りの大人や友達との関係の中で、自分の存在感を示したいという気持ちも強くなり、大人に対して意見を言ったり、反抗したりするようになることもあります。
この自己主張の芽生えは、子どもの成長の証であり、健やかな発達の一つの段階です。
この成長を否定せず、子どもの気持ちを理解し、適切な声掛けをしていくことが大切です。
2-2.集中力の低下
小学生低学年の子どもが言うことを聞かない理由の一つとして、集中力の低下が挙げられます。
この年齢の子どもは、大人に比べて集中力がまだ十分に長く続かないため、遊びに夢中になると周りの声が聞こえなかったり、指示を無視したりすることがあります。
また、興味のあるものがあると、それに集中してしまい、他のことに気を配れなくなることも少なくありません。
さらに、疲労や空腹など、身体的な状態も集中力に大きく影響します。
疲れている時やお腹が空いている時は、何をするにも億劫になり、大人の指示に耳を傾けることができなくなることがあります。
集中力の低下は、子どもの発達段階において自然な現象ですが、大人にとっては困ってしまうこともあります。
子どもの集中力を高めるためには、遊びの時間と勉強の時間をしっかりと分ける、興味のあることを一緒にする、短い時間で区切って活動するなど、様々な工夫が必要です。
2-3.言葉の理解力
小学生低学年の子どもが言うことを聞かない理由の一つとして、言葉の理解力が挙げられます。
大人にとっては簡単な言葉でも、子どもにとっては難しい言葉や表現がたくさんあります。
特に抽象的な言葉や、複数の意味を持つ言葉は、子どもにとっては理解が難しいものです。
そのため、大人の指示を正しく理解できずに、意図した行動ができないことがあります。
また、子どもは、文脈や状況から言葉の意味を推測する能力がまだ十分に発達していません。
そのため、大人の言葉のニュアンスや裏の意味を理解することが難しく、誤解が生じてしまうこともあります。
言葉の理解力は、子どもの発達とともに徐々に高まっていくものです。
子どもの年齢や発達段階に合わせて、簡単な言葉で、具体的に説明することが大切です。
2-4.感情のコントロール
小学生低学年の子どもは、感情の起伏が激しく、嬉しいことや悲しいことなど、様々な感情をストレートに表現しようとします。
そのため、自分の思い通りにならないことや、期待していたことと違うことが起こると、すぐに感情的になり、言葉で表現できないこともあります。
例えば、おもちゃを取り上げられたり、友達とけんかになったりすると、怒って泣き叫んだり、物を投げたりするなど、衝動的な行動に出てしまうことがあります。
これは、まだ感情をコントロールする力が十分に発達していないためです。
感情のコントロールは、年齢とともに徐々に身につくものですが、大人でも難しいものです。
子どもが感情的になった時は、まず子どもの気持ちを理解し共感することが大切です。
そして、落ち着いて状況を説明し、適切な行動を促すようにしましょう。
3.状況的な理由
小学生低学年の子どもが言うことを聞かないのは、発達段階の理由だけでなく、状況的な理由も大きく関わっています。
例えば、遊びに夢中になっている時や、疲れていたり、お腹が空いている時など、子どもが別のことに集中している状態では、大人の声が耳に入りにくく、指示に従うことが難しくなります。
また、興味のあることや楽しいことには集中できるのに、つまらないことや難しいことにはやる気が出ないという場合もあります。
さらに、周りの環境も影響します。
騒がしい場所や、多くの刺激がある場所では、集中力が散漫になり、指示を聞き漏らすことがあります。
これらの状況的な理由を考慮し、子どもが集中しやすい環境を整えたり、興味を引くような声かけをしたりすることが大切です。
3-1.疲労
小学生低学年の子どもが言うことを聞かない理由の一つとして、疲労が挙げられます。
一日の活動を通して、子どもたちはたくさんのエネルギーを消費します。
遊びに夢中になったり、学校で長時間集中したりすることで、心身ともに疲れてしまうことがあります。
疲労を感じている子どもは、集中力が低下し、周りの大人の声かけに気づきにくくなります。
また、イライラしやすくなったり、ちょっとしたことでかんしゃくを起こしたりすることもあります。
子どもの疲労に気づき、十分な睡眠時間を確保したり、無理のないスケジュールを組んだりすることが大切です。
3-2.興味関心の対象がある
小学生低学年の子どもが言うことを聞かない理由の一つとして、「興味関心の対象がある」ことが挙げられます。
この年齢の子どもは、特定の遊びや物事に夢中になりがちです。
例えば、好きなおもちゃで遊んでいる最中や、面白いテレビ番組を見ている最中など、興味のあることに集中している時は、周りの大人の声かけに気づきにくく、指示に従えないことがあります。
また、新しいことや面白いことに対する好奇心も旺盛で、目の前のことに意識が集中してしまうため、大人の話を遮って質問したり、途中で別のことを始めてしまったりすることもあります。
3-3.状況への不満
小学生低学年の子どもが言うことを聞かない理由の一つとして、「状況への不満」が挙げられます。
子どもは、自分の思い通りにならない状況に不満を感じやすく、特に遊びたい時や好きなことをしたい時に邪魔されたり、制限されたりすると、反抗的な態度を示すことがあります。
また、疲れている時やお腹が空いている時など、生理的な状態が良くない場合も、周りの要求に反抗しやすくなります。
状況への不満は、子どもが自分の気持ちを言葉で表現することが苦手であることも一因です。
そのため、大人に不満をぶつけたり、行動で示したりすることがあります。
3-4.大人の伝え方
小学生低学年の子どもが言うことを聞かない理由の一つとして、「大人の伝え方」が挙げられます。
子どもは、大人の言葉の選び方や言い回し、声のトーンなどに敏感です。
抽象的な言葉や、否定的な言葉、命令口調の言葉は、子どもにとって理解しにくく、反発心を抱かせやすいことがあります。
また、大人の態度も重要です。焦って叱ったり、感情的に当たったりすると、子どもは萎縮してしまい、素直に話を聞けなくなってしまうことがあります。
4.子供が言うことを聞かない時の対処法
小学生低学年の子どもが言うことを聞かない時は、子どもの気持ちを理解し、共感することが大切です。
まず、落ち着いて子どもの話を聞き、なぜそう思ったのかを尋ねましょう。
そして、子どもの目線に立って考え、具体的な言葉で説明してあげることが効果的です。
叱るのではなく、褒めることも大切です。
良い行動には必ず言葉で褒め、自信をつけてあげましょう。
また、選択肢を与えることも有効です。「~するか、~するか、どちらがいいかな?」と尋ねることで、子どもが自ら決めることができ、協調性を育むことができます。
4-1.子どもの目線に立って考える
小学生低学年の子どもが言うことを聞かない時、子どもの目線に立って考えることは非常に大切です。
大人が当たり前と思っていることも、子どもにとっては難しいことや、理解できないことがあります。
例えば、「早く寝なさい」という言葉も、子どもにとっては「まだ遊びたい」という気持ちと葛藤しているかもしれません。
子どもの気持ちに共感し、なぜその行動をしてしまうのかを考え、具体的な言葉で説明してあげると、子どもは自分の気持ちを理解してもらえたと感じ、より素直に話を聞いてくれるようになります。
4-2.具体的な言葉で伝える
小学生低学年の子どもに何かを伝えたい時は、抽象的な言葉ではなく、具体的な言葉で伝えることが大切です。
「早くしなさい」ではなく、「10分後に家を出発しましょう」のように、時間や場所、行動を具体的に示すことで、子どもは何をすればいいのかを明確に理解できます。
また、視覚的なサポートも有効です。時計を見せたり、カレンダーに予定を書き込んだりすることで、より理解を深めることができます。
4-3.選択肢を与える
小学生低学年の子どもが言うことを聞かない時、選択肢を与えることは効果的な対処法の一つです。
子どもは、自分で決めることを好みます。
「~するか、~するか、どちらがいいかな?」と選択肢を提示することで、子どもは主体的に行動し、指示に従いやすくなります。
また、選択肢を限定することで、迷いを減らし、スムーズに決断を促すことができます。
4-4.褒める
小学生低学年の子どもが言うことを聞かない時、褒めることはとても効果的な対処法です。
子どもは、大人から認められることを強く求めています。
そのため、良い行動を見つけた時は具体的に褒めることで、子どもは自信をつけ、同じ行動を繰り返そうとします。
また、小さなことでも褒めることで、やる気を引き出し、学習意欲を高めることができます。
例文
- 「おもちゃを片付けたね。とてもきれいになったよ!」
- 「順番を守って待てたね。偉いね!」
- 「難しいパズルを一人で完成させたんだね。すごい!」
4-5.共感する
小学生低学年の子供が言うことを聞かない時、子どもの気持ちを理解し、共感することはとても大切です。
例えば、「おもちゃを片付けたくない!」と駄々をこねる場合、「片付けは面倒だよね」と子どもの気持ちを認めてあげましょう。
そうすることで、子どもは自分の気持ちが理解されたと感じ、心を開きやすくなります。
共感することで、子どもは安心し、落ち着いて大人の話を聞くことができるようになるでしょう。
また、共感は、子どもとの信頼関係を築く上でも重要な要素です。
例文
-
「ゲームが中断されて、がっかりしたね」
-
「宿題が多くて大変だね」
-
「お友達とケンカして、悲しい気持ちなんだね」
ポイント
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子どもの言葉で気持ちを代弁してあげましょう。
-
子どもの気持ちを否定せず、受け止めてあげましょう。
-
共感した上で、どうしてその行動をしてはいけないのかを優しく説明しましょう。
4-6.落ち着いたトーンで話す
小学生低学年の子供が興奮状態にある時や、感情的になっている時、大人が慌てたり、大きな声を出したりすると、子どもはますます興奮してしまい、状況が悪化することがあります。
そこで効果的なのが、落ち着いたトーンで話すことです。
落ち着いたトーンで話すことで、子どもは 大人の冷静さ を感じ取り、自分も落ち着くことができるようになります。
また、ゆっくりと、はっきりと話すことで、子どもは話の内容をしっかりと理解することができます。
例文
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「ちょっと待ってね。今、お話を聞かせて」
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「落ち着いて、一緒に考えようね」
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「大きな声を出さなくても大丈夫だよ」
ポイント
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表情も大切です。笑顔を見せたり、優しく語りかけることで、より効果的です。
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子どもの目を見て話すことで、真剣に話を聞いていることを伝えられます。
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一度にたくさんのことを言わず、短く簡潔に伝えましょう。
4-7.時間を決めて遊ぶ
小学生低学年の子供は、遊びに夢中になると時間が過ぎるのを忘れてしまうことがあります。
そんな時に効果的なのが、「時間を決めて遊ぶ」という方法です。
時間を決めて遊ぶことで、子どもは遊びの時間と勉強や家事の時間との区別を意識しやすくなります。
また、時間制限があることで、遊びをより一層楽しめるという良い経験にもつながります。
例文
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「今、ゲームをしている時間だから、あと10分で終わりにしようね。」
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「おやつを食べた後は、30分間お外で遊んで、それから宿題をしようね。」
ポイント
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タイマーなどを活用すると、視覚的に時間がわかるのでおすすめです。
-
時間を守ったときには必ず褒めるようにしましょう。
-
子どもと一緒に時間を決めることで、子どもも主体的に行動できます。
5.子供との良好な関係を築くために
小学生低学年の子供が言うことを聞かない時は、日頃から良好な関係を築くことが大切です。
一緒に遊ぶ時間を設けたり、子どもの話をじっくりと聞くことで、子どもは親に心を開きやすくなります。
また、子どもの興味のあることに一緒に取り組むことで、共通の話題が増え、絆が深まります。
褒めることも効果的です。小さなことでも具体的に褒めることで、子どもの自信につながります。
例文
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「今日は一緒に絵を描こうか」
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「学校で楽しかったことあった?」
-
「このパズル、すごいね!よくできたね」
ポイント
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子どもの目を見て話す
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子どもの気持ちを尊重する
-
一貫性のある態度で接する
補足
良好な関係を築くことで、子どもは親の言うことを素直に聞き入れやすくなります。
5-1.一緒に過ごす時間を作る
小学生低学年の子供が言うことを聞かない時は、親子の絆を深めることが大切です。
そのためには、一緒に過ごす時間を意識的に作ることをおすすめします。
例えば、食事の時間を家族みんなで楽しむ、寝る前に一緒に絵本を読む、週末に公園へ出かけるなど、子どもが喜ぶことを一緒にすることで、楽しい思い出を作ることができます。
一緒に過ごす時間を通して、子どもは親から愛されていると感じ、心を開きやすくなります。
また、親子の会話が増えることで、お互いを理解し合い、信頼関係が築かれていきます。
例文
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「週末は一緒に公園に行って遊ぼうね」
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「寝る前に一緒に絵本を読もうか」
-
「今日の学校のこと、教えてくれる?」
ポイント
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子どもの興味のあることに一緒に取り組む
-
子どもの話をじっくりと聞く
-
スマホやテレビを控えて、子どもと向き合う時間を作る
補足
一緒に過ごす時間は、子どもの心の成長にも大きく影響を与えます。
5-2.子どもの話をよく聞く
小学生低学年の子供が言うことを聞かない時は、子どもの話をよく聞くことがとても大切です。
子どもは、自分のことを認めてもらいたい、理解されたいという気持ちを持っています。
そのため、子どもの話を遮らずに最後まで聞くことで、子どもは「自分のことを分かってくれている」と感じ、心を開きやすくなります。
また、共感の言葉をかけてあげると、子どもは安心し、さらに話してくれるようになるでしょう。
例文
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「学校で何があったの?詳しく教えてくれる?」
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「その気持ち、よく分かるよ」
-
「頑張って練習したんだね。すごいね」
ポイント
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子どもの目を見て話す
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相づちを打ちながら聞く
-
子どもの言葉で気持ちを返す
補足
子どもの話をよく聞くことは、親子の絆を深めるだけでなく、子どものコミュニケーション能力の発達にもつながります。
5-3.子どもの興味関心に目を向ける
小学生低学年の子供が言うことを聞かない時は、子どもの興味関心に目を向けることが有効です。
子どもは、自分が興味を持っていることには、強い集中力と意欲を示します。
そのため、子どもの好きな遊びや、興味のあることに一緒に取り組むことで、子どもは楽しさを感じ、親との時間を積極的に過ごそうとするでしょう。
遊びを通して、自然とコミュニケーションが生まれ、信頼関係も深まります。
例文
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「最近、恐竜に興味があるんだね。一緒に図鑑を見てみようか」
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「ブロックで何を作っているの?すごいね!」
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「一緒にプラモデルを作ろうよ」
ポイント
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子どもの好きな遊びを見つける
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一緒に楽しむ
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子どもの意見を尊重する
補足
子どもの興味関心に目を向けることは、子どもの自主性や創造性を育むことにもつながります。
5-4.子どもの自主性を尊重する
小学生低学年の子供が言うことを聞かない時は、子どもの自主性を尊重することが大切です。
子どもは、自分で考え、行動したいという欲求が強いものです。
そのため、できる範囲で子どもの意見を尊重し、選択の機会を与えることで、子どもは主体性と自信を持つことができます。
「自分で決めたこと」は、子どもにとって大きな意味を持ち、やる気につながります。
例文
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「今日は何をして遊びたい?」
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「このおもちゃと、あのおもちゃのどちらで遊びたい?」
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「自分で服を選んでみて」
ポイント
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危険なものでなければ、ある程度の自由を与える
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選択の範囲を絞りすぎない
-
決めたことを最後までやり遂げるように促す
補足
子どもの自主性を尊重することは、将来、自分で考え、行動できる大人に育てる上で非常に重要です。
大切なのは、子どもを否定せず、子どもの成長を促すことです。
もし、これらの対処法を試しても改善が見られない場合は、一度、専門家(児童相談所など)に相談してみるのも良いでしょう。
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