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小学生が勉強しない理由・原因10選|親が今日からできる対応と声かけ例

公開日:|更新日:|著者:ChieFukurou(ちえふくろう)

小学生が勉強しないときは、「やる気がない」と決める前に、体調、学校でのつまずき、始め方、家庭環境、親子のやり取りの順で確認します。

この記事では5問で原因を仮判定し、今夜使う声かけと最初の行動を一つ選びます。7日後は「同じ対応を続ける」「別の原因を確認する」「学校や医療機関へ相談する」の3択で判断できます。

先に確認してください

急に勉強しなくなった、朝起きられない、夜間の咳・かゆみ・鼻づまりが続く、頭痛や腹痛を繰り返す、学校の話題を避ける、登校にも抵抗がある場合は、学習量を増やす前に体調と学校生活を確認します。極端な落ち込みや「消えたい」などの発言がある場合は一人にせず、学校・医療機関へ早めに相談してください。差し迫った危険がある場合は119番など緊急の支援を利用します。

厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は、小学生の睡眠時間として9~12時間を参考に確保することを勧めています。必要な睡眠時間には個人差がありますが、強い眠気や生活への支障が続くときは専門家へ相談してください。[1]

この記事を読むと決められること
  • 体調や学校生活を先に確認すべき状態か
  • 10の原因のうち、現在もっとも近い原因は何か
  • 今夜どの言葉をかけ、何から始めるか
  • 7日間、何を一つだけ変えるか
  • 次に記事55・4・94・73のどれを確認するか
小学生が勉強しない理由を原因判定して対応を選ぶ流れ
叱る前に原因を仮判定し、今夜変える行動を一つだけ選びます。

最初に分ける|「勉強しない」の状態は4つある

学校の宿題を提出できない開始条件、学習内容、親子摩擦を中心にこの記事で判定します。
宿題はするが自主学習をしない勉強の意味、開始条件、学習量が合っているかを確認します。
机には向かうが進まない学習内容のつまずき、失敗への不安、集中を妨げる物を確認します。
勉強しているが点数が上がらない原因が異なります。週3日以上勉強している場合は、成績が上がらない原因を確認するを先にご覧ください。

算数の文章題だけ白紙になる場合は、記事94の算数の文章題で止まる原因を7日で確認するへ進むと、原因を絞りやすくなります。

小学生が勉強しない原因を5問で仮判定

この診断は医学的・心理学的な診断ではありません。家庭で最初に試す対応を一つ選ぶための仮判定です。複数の原因が重なることもあります。

Q1.宿題や教材を開くところまではできますか?
Q2.一緒に最初の1問を始めると、その後は続けられますか?
Q3.「できない」「間違えたくない」と言いますか?
Q4.眠気・体調不良・学校でのストレスはありますか?
Q5.親が声をかけるほど反発が強くなりますか?
A:学習内容が分からない問題や説明の意味が分からず、白紙・推測・回避が起きる。
B:始め方・段取りが分からない教材選び、準備、順番決めで止まるが、始めれば進められる。
C:自信低下・失敗への恐怖「できない」「間違えたくない」が先に立ち、着手を避ける。
D:意味や興味が見つからない取り組む理由や生活とのつながりが見えず、必要性を感じにくい。
E:環境刺激・集中の問題視界や音の刺激、量や時間の不一致で、途中から別行動へ移る。
F:疲労・睡眠・体調の問題眠気、夜間症状、学校ストレスなどで、学習へ使える余力が少ない。
G:親子関係・反発の問題勉強が親子の主導権争いになり、声をかけるほど反発が強まる。
小学生が勉強しない10の原因を7タイプに整理した一覧
同じ「勉強しない」でも、最初に確認する原因は家庭ごとに異なります。

小学生が勉強しない10の理由|子どものサインと見分け方

原因を一つに決めつけず、子どもの行動として観察できるサインから確認します。今夜は最も近い原因を一つだけ選び、対応を増やしすぎないことが大切です。

タイプA

1.問題の解き方が分からない

解き方が分からない状態が続くと、問題を開かない、白紙のままにする、別の行動を始めるなどの回避が起きることがあります。特に文章題では、計算だけでなく、文の意味を整理して式にする力も必要です。

具体的なサイン問題を前に長く止まる/白紙が続く/答えだけ写そうとする。
似ている別原因間違えるのを怖がるなら原因5、準備で止まるなら原因3も確認。
確認する質問「問題の意味と、解き方のどちらで止まった?」
避けたい声かけ「さっき学校で習ったでしょう」
言い換え例「どこまでは分かる? 最初の1問だけ一緒に確認しよう」
今日の最初の行動一つ前の例題を開き、同じ型かどうかだけ確認する。

算数の文章題だけで止まる場合は、算数の文章題で止まる原因を7日で確認するへ進んでください。

タイプA

2.前の学年・単元の土台が抜けている

今の問題だけを何度説明しても進まない場合、一つ前の知識が抜けていることがあります。現在の学年の問題を繰り返すより、子どもが自力で正解できるところまで戻った方が、原因を確認しやすくなります。

具体的なサイン似た問題で毎回同じ間違い/計算手順や漢字の基礎で止まる。
似ている別原因解ける問題でも拒否するなら原因4・5を確認。
確認する質問「一つ前の例題なら、自分でできそう?」
避けたい声かけ「何年生の問題だと思っているの」
言い換え例「できるところまで戻って、どこから難しくなるか一緒に探そう」
今日の最初の行動同じ教科の一段階やさしい問題を2問だけ確認する。
タイプB

3.始め方・段取りが分からない

教材を選ぶ、必要な物を出す、順番を決める、終わりを見通すという準備は、学習とは別の負担です。始めれば進められる子には、勉強量を増やすより「最初に何をするか」を一つに固定します。

具体的なサイン机の周りを行き来する/教材を探す/何から始めるか何度も聞く。
似ている別原因教材を開いた後に止まるなら原因1・2。
確認する質問「始める前に決めにくいのは、教科・場所・時間のどれ?」
避けたい声かけ「早く全部終わらせて」
言い換え例「最初は国語を開くのと算数を開くの、どちらにする?」
今日の最初の行動教材を一冊だけ机に置き、開始の合図を一つ決める。
タイプC

4.自信が下がり、始める前から諦めている

「どうせ無理」と言う子に、結果だけを求めると避ける行動が続きやすくなります。大きく褒めることを目的にせず、実際にできた行動をそのまま言葉にして返します。

具体的なサイン問題を見る前に「できない」/答えをすぐ聞く/挑戦を避ける。
似ている別原因間違いを消し続けるなら原因5、基礎が抜けているなら原因2。
確認する質問「今の問題を10段階で表すと、難しさはいくつ?」
避けたい声かけ「自信を持って。できるから」
言い換え例「分からない問題に印を付けられたね。次は分かる部分を探そう」
今日の最初の行動自力で正解できる問題を一つ選び、終えた事実を確認する。
タイプC

5.間違いを怖がり、完璧にできるまで始めたくない

真面目な子ほど、間違いを「できない証拠」と受け取り、最初の一歩を避けることがあります。正解を急がず、途中式や迷った場所を残すことを学習の一部にします。

具体的なサイン消しゴムを何度も使う/字の形に時間をかける/間違うと強く怒る。
似ている別原因解き方そのものが分からないなら原因1。
確認する質問「間違うことと、分からないままにすることは、どちらが嫌?」
避けたい声かけ「間違えてもいいから早く書いて」
言い換え例「迷った印を残せば、あとで直す場所が分かるよ」
今日の最初の行動消さずに印を付ける問題を一つ決める。
タイプD

6.勉強する意味や生活とのつながりが見えない

「勉強は将来のため」と説明しても、小学生には遠く感じることがあります。親の会話不足と決めつけず、今の生活、好きなこと、本人が困っている場面と学習内容を一つだけ結びます。

具体的なサイン「何のためにやるの」/単純作業を強く嫌がる/好きな分野だけ調べる。
似ている別原因難しすぎて面白くない場合は原因1・2。
確認する質問「この教科で、分かるようになったら便利そうなことはある?」
避けたい声かけ「将来困るのは自分だよ」
言い換え例「買い物の合計を出すのと、この計算はどこが似ている?」
今日の最初の行動好きなことと結びつく問題を一つ選ぶ。
タイプE

7.視界や音など、周囲の刺激が多い

ゲーム、漫画、テレビ、家族の会話などが目や耳に入ると、学習へ戻る回数が増えます。記事72では大がかりな環境改善をせず、視界に入る物を一つ減らして3日間だけ同じ条件で観察します。

具体的なサイン物音のたびに振り向く/目の前の物を触る/席を移ると進み方が変わる。
似ている別原因刺激が少なくても止まるなら原因8・9。
確認する質問「今いちばん気になる物や音はどれ?」
避けたい声かけ「集中しなさい」
言い換え例「目に入る物を一つだけ移すなら、どれにする?」
今日の最初の行動視界に入る誘惑を一つだけ別の場所へ移す。
タイプE

8.量や集中できる長さが合っていない

集中できる長さには個人差があります。最初は5~15分など、子どもが終えられる量から試し、離席やミスが増える前に区切ります。この記事では集中力トレーニングを行わず、終えられる量かどうかだけを確認します。

具体的なサイン始めは進むが途中から離席/後半だけミスが増える/量を見ると拒否する。
似ている別原因開始直後から止まるなら原因1・3・9。
確認する質問「どこまでなら、終わりが見える?」
避けたい声かけ「このくらい全部できるでしょう」
言い換え例「今日はどこで区切ると終えられそう?」
今日の最初の行動終わりを一つ決め、追加課題を出さない。
タイプF

9.疲労・睡眠・体調・学校ストレスで余力が少ない

夜間のかゆみ、咳、鼻づまり、強い眠気などがある場合は、学習方法より先に睡眠状況と体調を確認し、日常生活に支障があるときは小児科などへ相談します。アレルギー疾患の治療は自己判断で変更せず、医療機関の指示に従ってください。[2]

具体的なサイン朝起きにくい/夕方にぐったり/夜間症状/頭痛・腹痛/学校の話を避ける。
似ている別原因体調が良い日も同じなら原因1・3・7を確認。
確認する質問「勉強より先に休みたい感じはある? 体のどこがつらい?」
避けたい声かけ「疲れていても宿題だけはやりなさい」
言い換え例「今日は体調を先に確認しよう。学校のことも話せる範囲で教えて」
今日の最初の行動睡眠、夜間症状、学校で気になることを一つ確認する。
タイプG

10.勉強が親子の主導権争いになっている

高学年を中心に、内容よりも「誰が決めるか」で対立することがあります。親がすべてを任せる必要はありませんが、開始時刻、教科の順番、場所などから、子どもが決める項目を一つ増やします。

具体的なサイン勉強の話題だけで反発/親が見ていると進まない/命令後にわざと別行動。
似ている別原因親以外が声をかけても止まるなら原因1・3・9。
確認する質問「時間、順番、場所のうち、自分で決めたいのはどれ?」
避けたい声かけ「言うことを聞きなさい」
言い換え例「18時と19時なら、どちらから始めやすい?」
今日の最初の行動親が決める項目を一つ減らし、二つの選択肢を渡す。

今夜は何をする?原因別の最初の一手

診断結果に近い行を一つだけ選びます。複数の対策を同時に始めると、何が合ったのか分からなくなります。

小学生が勉強しない原因別に今夜の最初の行動を一つ選ぶ方法
やる気を待つのではなく、原因に合う最初の行動を一つだけ決めます。
タイプ 今夜の声かけ 最初の行動 今夜はしないこと
A:学習内容 「どこまでは分かる?」 一つ前の例題を開く 同じ説明を何度も繰り返す
B:始め方 「最初は国語と算数、どちらにする?」 教材を一冊だけ置く 全課題を一度に見せる
C:自信・失敗不安 「分からない所に印を付けられたね」 自力でできる問題を一つ選ぶ 結果だけを評価する
D:意味・興味 「好きなことと、どこがつながる?」 生活と結びつく問題を一つ選ぶ 将来の不安で説得する
E:環境・集中 「気になる物を一つ移すならどれ?」 視界の刺激を一つ減らす 環境を一度に全面変更する
F:疲労・体調 「体調と学校のことを先に確認しよう」 睡眠・症状・学校生活を確認 無理に学習量を増やす
G:親子摩擦 「時間と順番、どちらを決めたい?」 子どもが決める項目を一つ増やす 命令と説教を追加する
「褒める」より、できた事実を返す
  • 「机に向かえてすごい」ではなく「決めた時刻に教材を開けたね」
  • 「頑張ったね」ではなく「分からない問題に印を付けられたね」
  • 「天才」ではなく「前に間違えた問題を今日は自分で直せたね」

7日間で原因と対応が合っているか確認する

次の表は、家庭内の変化を見るための記録です。医学的・教育的な絶対基準ではありません。今夜選んだ対応を一つだけ続け、開始までの時間、親の声かけ回数、最小量を終えたか、終了時の様子を記録します。

開始までの分数 親の声かけ回数 最小量を終えた 終了時が穏やか
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
7日後の判断目安
  • 継続:7日中4日以上、決めた合図の後に開始できた。7日中5日以上、合意した最小量を終えた。親の追加指示が1回以内の日が増えた。
  • 別原因を再確認:開始時間、完了、親子の様子に変化がない。体調に問題がなければ、学習内容→始め方→環境の順で別の原因を確認する。
  • 学校・医療へ相談:体調不良、学校への不安、登校への抵抗、強い落ち込みが続く。学習より生活の支障を優先して相談する。

低学年・中学年・高学年で親の役割を変える

小学生の低学年・中学年・高学年で変える親のサポート
学年が上がるにつれ、親の役割を「準備」から「選択を支える」に移します。

低学年(小1~小2)|準備と開始を一緒に行う

教材を出す、宿題の場所を確認する、最初の問題を読むところまで一緒に行います。自立を急がず、「始める型」を毎日同じにします。声かけは「早くしよう」ではなく、「ランドセルから連絡帳を出そう」のように、最初の行動を具体化します。

中学年(小3~小4)|手順の整理を支える

教科や課題が増え、抽象的な内容も多くなります。親が全部決めるのではなく、課題を一緒に見て「最初」「次」「終わり」を確認します。できた量より、どこで止まったかを把握すると原因を判断しやすくなります。

高学年(小5~小6)|時間と順番の選択肢を渡す

高学年以降は、親が進め方を決めるより、本人に開始時刻や取り組む順番を選ばせる方が話し合いやすいと感じました。ただし、睡眠、提出期限、家庭の予定など、親が守る範囲は先に共有します。

家庭だけで抱えず相談した方がよいサイン

相談は「問題が大きくなってから行く場所」ではありません。家庭で見えていない学校の状況や、学習以外の負担を確認するためにも使えます。

見られる状態 最初の相談先 伝える内容
授業・宿題の特定単元で止まる、提出が続けて遅れる 担任・教科担当 どの教科・問題・時間帯で止まるか、家庭で試した対応
学校の話を避ける、友人・先生への不安、登校への抵抗 担任・養護教諭・スクールカウンセラー  
強い落ち込み、自分を責める発言、「消えたい」などの発言 医療機関・学校の相談窓口 複数原因が重なる場合があります。急な体調変化や学校生活への支障がある場合は、診断結果より相談を優先してください。'; resultBox.classList.add('is-visible'); resultBox.scrollIntoView({ behavior: 'smooth', block: 'start' }); sendEvent('diagnosis_complete', { article_number: '72', result_type: primary }); sendEvent('diagnosis_result', { article_number: '72', result_type: primary }); sendEvent('diagnosis_result_type_' + primary.toLowerCase(), { article_number: '72' }); }); } if (resetButton && resultBox) { resetButton.addEventListener('click', function () { resultBox.classList.remove('is-visible'); resultBox.innerHTML = ''; diagnosisStarted = false; }); } root.addEventListener('click', function (event) { var internalLink = event.target.closest('.js-internal-link'); if (internalLink) { var articleNumber = internalLink.getAttribute('data-article') || ''; sendEvent('internal_link_click', { article_number: '72', destination_article: articleNumber, link_url: internalLink.href }); if (articleNumber) sendEvent('internal_link_article_' + articleNumber, { article_number: '72', link_url: internalLink.href }); } var cta = event.target.closest('.js-cta'); if (cta) { sendEvent('cta_click', { article_number: '72', cta_name: cta.getAttribute('data-cta-name') || '', link_url: cta.href || '' }); } }); var ctas = root.querySelectorAll('.js-cta'); if ('IntersectionObserver' in window && ctas.length) { var observed = new WeakSet(); var observer = new IntersectionObserver(function (entries) { entries.forEach(function (entry) { if (entry.isIntersecting && !observed.has(entry.target)) { observed.add(entry.target); sendEvent('cta_impression', { article_number: '72', cta_name: entry.target.getAttribute('data-cta-name') || '' }); } }); }, { threshold: 0.5 }); ctas.forEach(function (cta) { observer.observe(cta); }); } var trackerInputs = root.querySelectorAll('[data-track]'); var trackerKey = 'article72_tracker_v1'; function loadTracker() { try { var saved = JSON.parse(localStorage.getItem(trackerKey) || '{}'); trackerInputs.forEach(function (input) { var key = input.getAttribute('data-track'); if (!saved.hasOwnProperty(key)) return; if (input.type === 'checkbox') input.checked = Boolean(saved[key]); else input.value = saved[key]; }); } catch (error) { return; } } function saveTracker() { var values = {}; trackerInputs.forEach(function (input) { var key = input.getAttribute('data-track'); values[key] = input.type === 'checkbox' ? input.checked : input.value; }); try { localStorage.setItem(trackerKey, JSON.stringify(values)); } catch (error) { return; } } trackerInputs.forEach(function (input) { input.addEventListener('change', saveTracker); }); loadTracker(); var printButton = document.getElementById('a72-print-tracker'); if (printButton) printButton.addEventListener('click', function () { window.print(); }); var resetTracker = document.getElementById('a72-reset-tracker'); if (resetTracker) { resetTracker.addEventListener('click', function () { if (!window.confirm('7日間の記録を消しますか?')) return; trackerInputs.forEach(function (input) { if (input.type === 'checkbox') input.checked = false; else input.value = ''; }); try { localStorage.removeItem(trackerKey); } catch (error) { return; } }); } })();