最終更新:2025/12/3|実URL:https://bennkyou-jyuken.com/entry/2025/09/15/075231
【中3英語】高校受験合格への最強勉強法&テスト対策を徹底解説
合否を左右する英語を、単語・文法・長文・リスニングの4本柱+脳科学×心理学で最短仕上げ。過去問の回し方、時間配分、都道府県傾向、出願戦略まで一気通貫で解説します。
中3英語の年間ロードマップ【月別チェックリスト(保存版)】

9月→直前週までの「週あたり目標語数/過去問本数」
- 9月:語彙60〜100語/週・過去問0→1回/週(導入)
- 10月:語彙80〜120語/週・過去問1〜2回/週
- 11月:語彙100〜140語/週・過去問2回/週+英作文2本/週
- 12月:語彙維持・過去問2〜3回/週(弱点別)
- 1月:語彙維持・本番形式2回/週・見直し各20分
- 直前週:新規ほぼゼロ/弱点タグ潰し・睡眠固定
定期テスト週の“最小セット”ルール(15分×3)

- 量より頻度:毎日15分の最小セット(語彙5分・文法5分・音読/シャドー5分)
- 過去問は中止→設問先読み訓練と英作テンプレ練に置換
- テスト明け48時間で通常メニューに段階復帰
中3英語の年間ロードマップ|9月〜入試本番まで月別やること
9月:基礎の穴埋め確定
10月:過去問導入+読解強化
- 過去問1年目を時間計測で実施→原因タグ(語彙/文法/構文/設問/時間)
- 長文:設問先読み→段落要旨→根拠線引きを定着
11月:過去問2年目+英作文テンプレ運用
- 英作文はIntro / Reason1 / Reason2 / Conclusionテンプレで量産
- 音変化(連結・脱落・同化)の精聴練習
12月:過去問3年目+弱点潰し
- 原因タグ別に再演習→得点の底上げ
- 時間配分モデルの固定化(後述)
1月:本番形式仕上げ
- 本番と同時刻で演習/持ち物・メモ運用の最適化
- 英検利用校はスコア提出の確認
直前1週間:コンディション最優先
- 新規インプットは最小/復習と睡眠衛生に集中
単語・熟語×文法:効率定着の基礎

語彙:毎日“少量×音声×間隔反復”
- 10〜20語を例文ごと音読→当日・1日・3日・7日・28日で再テスト
- 発音・アクセントも同時取得(声出し+小さく書く)
- 派生語・言い換え(同義/反義)をセットで覚える
文法:理由理解→演習→英作文で運用
頻出7領域(時制/助動詞/受動/不定詞/動名詞/分詞/関係代名詞)を1冊で通読→穴あけ・整序で適用→条件英作文に転写。
レベル別おすすめ単語帳&文法書ルート
「何をどの順番で、何周まわすか?」が決まっていると、迷いが減って得点に直結します。ここでは、偏差値帯×志望校レベルごとに、定番の単語帳・文法書と回し方のイメージをまとめます。
① 偏差値40〜50前後|まずは中学内容を“穴なく”固めたい
- 単語(基礎〜標準)
・『中学英単語ターゲット1800』(旺文社)…中学全範囲〜高校入試頻出語までをカバーする定番単語帳。音声データ・アプリ対応で、音読と組み合わせやすい。:contentReference[oaicite:0]{index=0} - 文法(全範囲の整理)
・『くわしい 中学英文法』(文英堂)…中1〜3の文法を図解と例文で整理しやすい解説書。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
・または『中学英文法(スーパーステップ)』(文英堂)…192ステップで基礎から受験レベルまで積み上げるタイプ。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
◆「1冊をこう回す」基本ステップ(単語帳・文法書共通)
- 1周目:通読+“分からない所にだけ”チェック
1日あたり見開き1〜2ページ。意味をざっくり確認しながら、読んで分からない語・文にだけマーカー。 - 2周目:マーカー部分だけ集中
マーカーが付いた単語・例文だけを音読→赤シートで隠して即答練習。ここで「半分以上言える」状態を目標に。 - 3周目:間違えたところだけノートに“再現テスト”
ノートに日本語だけを書き、英語を自力で再現→答え合わせ→間違えたものだけを翌日もう一度。 - 仕上げ:テスト直前は“1行チェック”
本番前1週間は、新しく覚えようとせず、既にマスターしたページを1行ずつさらうイメージで軽く回す。
② 偏差値50〜60|公立上位校・標準私立を安定して取りにいく
- 単語(標準〜入試レベル)
・『中学英単語ターゲット1800』…全レベル完走が目標。例文音読+音声で「読む・聞く」を同時に鍛える。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
・リズムが合うタイプなら『キクタン【中学英単語】高校入試レベル』(アルク)…1日16語×8週間で約900語を仕上げる設計。:contentReference[oaicite:4]{index=4} - 文法(インプット+演習)
・理解用:『中学英文法(スーパーステップ)』を1周して「なぜそうなるか」を把握。:contentReference[oaicite:5]{index=5}
・演習用:学校のワーク+高校入試用の「総復習問題集」(例:『高校入試 中学1・2年の総復習 英語』など)で穴を確認。:contentReference[oaicite:6]{index=6}
◆単語帳の“周回モデル”
- Week1〜4:1日20〜30語×4週間で1周目
「意味を見て声に出す+簡単に書いてみる」がセット。覚え切ろうとせず、全体像をつかむ。 - Week5〜6:間違えた語だけの“絞り込み2周目”
チェックが付いた語だけをカードアプリや小テスト形式で反復。 - Week7〜8:頻出テーマ別ミニテスト
「学校・家・旅行・健康」などテーマごとに10〜20語をランダム出題し、日本語→英語で即答できるか確認。
◆文法書の“3ステップ”
- ① 解説を読む…図や例文に線を引きながら「自分で説明できるか」を意識。
- ② そのページの基本問題だけ解く…全問正解でなくてOK。どこでミスるかを可視化。
- ③ 間違えた問題だけ翌日にもう1回…2回連続で正解したらチェックを外す。
③ 偏差値60〜|難関公立・上位私立を狙う“高得点ゾーン”
- 単語(仕上げ+先取り)
・『中学英単語ターゲット1800』は「日本語→英語」で即答できるレベルまで仕上げる。:contentReference[oaicite:7]{index=7}
・余力があれば、中3後半〜高1レベルで高校用単語帳(例:難関大向け『鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁』など)の一部に触れておくと、高1以降が楽になる。ただし、高校入試前は「中学範囲の穴埋め」が最優先。:contentReference[oaicite:8]{index=8} - 文法(入試レベルの運用)
・理解用1冊(スーパーステップ系)+入試レベル問題集で「整序・英作文・長文中の文法問題」を回す。:contentReference[oaicite:9]{index=9}
◆高得点層向けの“仕上げサイクル”
- 単語:1日30〜40語を「日本語→英語」テスト
できなかった語だけカード化して、翌日・3日後・7日後の3回で取り戻す。 - 文法:1日1分野のミニテスト
「時制だけ10問」「関係代名詞だけ10問」など小分けにして、1週間で主要7分野を1周。 - 英作文:テンプレ+自作例文1日1本
この後の英作文パートの型を使い、「今日のニュース」「学校生活」など身近なテーマで1本ずつ書いてストック。
どのレベルでも共通なのは、「1冊を途中で浮気せず、最低2〜3周は回す」こと。途中で本を変えるよりも、同じ教材を周回して「分からないところが減っていく快感」を味わわせる方が、メンタル的にも安定しやすくなります。
英作文テンプレ(日本語版)+減点される表現

テンプレ:「私は…だと考えます。なぜなら…だからです。/第一に…(例)/第二に…(例)/以上の理由から…だと考えます。」
- 減点NG例:主語欠落/時制混在/単数複数不一致/because連発/超口語(gonna, wanna)/省略しすぎ
英作文テンプレ集(中3頻出テーマ別)
賛成/反対(携帯持ち込み・部活動・地域行事)
型(英語)
Intro: I think that … because …
Reason1: First, … (具体例1)
Reason2: Second, … (具体例2)
Conclusion: For these reasons, I believe … .
- 携帯持ち込み:安全連絡や学習アプリは利点。ただし依存・注意散漫の懸念。家庭ルール整備も主張に入れる。
↗参考:【完全版】中学生のスマホ問題を徹底解説 / ペアレンタルコントロール機能の全て - 部活動:体力・友情形成の利点/学習時間圧迫の欠点。自分の実体験を1文入れる。
- 地域行事:文化理解・地域交流の利点/時間確保の工夫(早起き・前倒し学習)。
自己紹介・将来の夢(減点されやすい語法例つき)
- I belong to the soccer club.(× belong the)
- I want to be a nurse/engineer.(× want be)
- I am interested in science.(× interested for)
- 比較:English is more interesting than math.(than抜けに注意)
- 三単現:He plays / She doesn’t like…(-s/doesn’t)
英作文に強くなる参考書ルート
ここまでのテンプレを「実際の問題で使える形」にするには、自由英作文/条件英作文を集中的に練習できる問題集を1冊決めて、短期で回し切るのがおすすめです。レベル別に、【基礎/標準/応用】で参考書ルートとトレーニングメニューの例を整理します。
① 基礎レベル|まずは減点を減らし、シンプルな型で書き切る
- おすすめ問題集(どれか1冊)
- ・中3向けの英作文パートが充実した「高校入試用の総合問題集」(学校採用ワーク・塾テキストなど)
- ・教科書準拠ワークの「英作文・書き換え問題」ページ
- ねらい:語数は少なくてもいいので、「主語+動詞+目的語」「時制」「三単現」「a / the」など基本の文法ミスを減らすことが最優先。
◆1週間メニュー(基礎)
- Day1:このページで紹介している「賛成/反対」「自己紹介」の型を日本語で確認し、日本語テンプレを声に出して読む。
- Day2〜4:ワークの「英作文・書き換え」問題を毎日5題ずつ。
・最初は日本語→英語を「テンプレに当てはめる」だけでOK。
・解いたら必ず音読2回して「耳と口」にも覚えさせる。 - Day5〜6:自分で日本語の短い意見文を1本書き、それをテンプレに当てはめて英語にする練習(スマホ・部活・地域行事など身近なテーマ)。
- Day7:1週間分で「ミスが多かった表現」をカード化し、日本語→英語で5分だけテスト。
② 標準レベル|公立上位校・標準私立の自由英作文に対応
- おすすめ問題集(どれか1〜2冊)
- ・高校入試対策用の「英作文問題に特化した問題集」(例:短い日本語→英語、意見表明の練習が載っているもの)
- ・過去問の「大問(英作文)」だけをまとめた自作プリント(学校・塾のプリントで代用OK)
- ねらい:40〜60語程度の自由英作文を、「型+接続語(First, Second, Therefore)」で安定して書けるようにすること。
◆1週間メニュー(標準)
- Day1:問題集の「例題+模範解答」を2〜3題読み、構成を分析。
・どこで主張を書き、どこから理由1・理由2になっているかを線引き。 - Day2〜4:自由英作文を毎日1題。
① 日本語で3〜4文のメモ(主張+理由2つ+例)を書く
② テンプレ(I think that … / First, … / Second, … / For these reasons, …)に当てはめて英訳
③ 模範解答と見比べて、「表現だけマネするフレーズ」に色を付ける。 - Day5:「表現だけマネするフレーズ」を使って、別テーマ(スマホ→部活など)で1題書き換え。
- Day6〜7:志望校の過去問の「英作文の大問」だけを2年分解き、同じ型で書けるかをチェック。
③ 応用レベル|難関校の条件英作文・要約+意見問題に対応
- おすすめ問題集(どれか1〜2冊)
- ・長文を読んでから意見を書くタイプの「条件付き英作文」問題が多く載っている入試問題集
- ・高校レベルの「英作文導入書」(1文英作文〜自由英作文まで段階的に練習できるもの)
- ねらい:「資料や本文を読んだうえで、自分の意見を40〜60語で書く」タイプの問題に慣れること。
◆1週間メニュー(応用)
- Day1〜2:条件英作文の例題を2題解き、
・条件(語数・使うべき語・視点)にマーカー
・模範解答の「型」だけをノートに写す(どこが要約、どこが意見か)。 - Day3〜5:以下のサイクルで1題ずつ解く:
① 日本語で「要約1文+自分の意見2文」のメモを書く
② 本文の表現から1〜2個だけフレーズを借りて英作
③ 模範解答を見て、「語数オーバー/条件の書き忘れ」がないかチェック。 - Day6〜7:志望校の過去問から「英作文の大問」だけをピックアップし、
・1日1題、時間を測って解く→翌日に自己採点・修正という流れを繰り返す。
・「たくさんの問題集」よりも1〜2冊を2〜3周した方が文法ミスが減りやすい。
・書いたら必ず声に出して読むと、語順や冠詞の違和感に自分で気づけるようになる。
長文が読めない“本当の原因”チェックリスト/リスニング音変化

長文が読めない“本当の原因”チェック
- 語彙:頻出2000語+言い換え・派生語が弱い
- 構文:関係代名詞・分詞・倒置で主述が見えない
- 設問処理:先読み不足で根拠探索が後手
- 時間:段落要旨メモ無し→戻り読み多発
対処の型:設問先読み→段落ごと要旨5〜10字→本文に根拠線→設問へ。
リスニングの音変化(最重要4種)
- 連結(linking):get‿it, take‿it → /ˈgɛtɪt/
- 脱落(elision):las(t) time, nex(t) day
- 同化(assimilation):handbag → hambag
- 弱形(weak forms):to /tə/, for /fər/, of /əv/
練習台本(会話ミニ台本)
A: Did you get‿it?
B: I think I did, but the las(t) part was too fast.
A: Let’s lis(t)en‿to‿it again together.
【HowTo】シャドーイング(5ステップ)

リスニング『音変化』一覧と練習台本(保存版)
連結/脱落/同化/弱形の例表(アクセシビリティ対応)

| 種類 | 例 | 聞こえ方 |
|---|---|---|
| 連結 | get it | getit /ˈgɛtɪt/ |
| 脱落 | last time | las time |
| 同化 | handbag | hambag |
| 弱形 | to / for / of | tə / fər / əv |
ディクテーション台本(短文→会話→説明文)
短文: “I’ll get‿it later.” / “Nex(t) week is busy.”
会話: A: “Did you see‿it?” B: “Yes, but the las(t) part was hard.”
説明文: “We’ll visi(t)‿a museum and talk‿about history.”
長文が読めない“本当の原因”自己診断

語彙・構文・設問処理・時間配分の4軸チェック
- 語彙:固有名・言い換え表現で詰まる割合は?(目安20%超で要補強)
- 構文:関係代名詞/分詞構文/倒置で主述が追えない箇所に★印をつける
- 設問処理:先読みの有無/根拠線の明示率を自己採点
- 時間:段落要旨5〜10字を欄外に書く練習を毎題で実施
改善ロードマップ(翌週のタスク例)
- 語彙:派生・言い換えセットで80語/週(例文音読)
- 構文:関係代名詞→分詞→倒置の順で毎日5分ドリル
- 設問処理:各題で先に設問→本文の順を固定、根拠線を必ず引く
- 時間:段落要旨5〜10字を欄外に書く練習を毎題で実施
過去問の選び方と回し方/時間配分/都道府県傾向

過去問の選び方と回し方

- 年度:直近3年+形式変更前年を優先
- 難易度:志望校基準±1段階(安全帯+挑戦帯)
- 復習ノート:誤答を「原因タグ(語彙/文法/構文/設問/時間)」で分類→正解手順を1行で再現→翌週ミニテスト
【HowTo】過去問復習ノート(当日→再現→テスト)
- 誤答スクショor番号+設問要旨
- 原因タグ/なぜ間違えたか/正解までの手順を記録
- 次回テストの予定を書き、必ず再検証
おすすめ過去問・予想問題集ルート
「どの問題集を何年分・何周回すか?」は、得点に直結する超重要ゾーンです。ここでは、公立標準/公立上位・私立/模試・予想問題の3ルートに分けて、具体的な回し方のイメージを示します。
① 公立標準レベル|まずは自県+近県で“形式に慣れる”
- 使用する問題集のイメージ
・自県の「公立高校入試問題集(3〜5年分)」
・学校や塾で配られる「都道府県別 過去問集」 - 年度の取り方:直近3年分を必須+形式が大きく変わった前年。
- 周回ルール:
・1周目:時間を測らず、解き方を確認しながら通しで解く(45分/60分の感覚をつかむ)。
・2周目:本番時間で実施→復習ノートに原因タグを書き出す。
・余裕があれば「ミスが多かった年度」を3周目として大問だけ解き直す。
② 公立上位校・私立併願レベル|“全国型”で難しめの問題に慣れる
- 使用する問題集のイメージ
・「全国の公立高校入試問題(英語)」系の問題集で、記述・英作文・リスニングが充実したもの
・志望私立高校の過去問(英語のみでもOK) - 年度の取り方:公立は自県+近県から3年分、私立は志望校を中心に2〜3年分。
- 周回ルール:
・Step1:自県の過去問3年分を「3年×2周」やり切る。
・Step2:近い難度の他県問題(長文・英作文が似ている県)を、大問3〜5だけつまみ食い。
・Step3:私立は、時間を測って1年分→復習→次の年…のサイクルを回し、合計2周を目安にする。
③ 模試・予想問題で“本番前のリハーサル”
- 使用する問題集のイメージ
・大手模試の「過去問題集」(英語だけ抜き出して活用)
・志望県向けの「予想問題集」(3〜5回分) - 使い方のポイント:
・本番1〜2か月前に、週1回ペースで予想問題1回分を実施。
・時間配分表(標準・保険)どおりに時計を置き、「どこで時間オーバーしたか」を記録。
・「得点そのもの」よりも、「配点の高い大問で何点取れたか」をチェックする。
・問題集を増やすよりも、「自県3年分×2周+全国型1冊をつまみ食い」の方が伸びやすい。
・間違えた問題は必ず復習ノートに集約し、翌週のミニテストで回収する。
出題形式×対策 早見表
| 形式 | 主な内容 | 対策ポイント |
|---|---|---|
| 語彙 | 単語・熟語 | 例文音読+間隔反復 |
| 文法 | 穴埋め・整序 | 理由理解→演習→英作運用 |
| 英作文 | 自由/条件 | テンプレ導入→減点回避 |
| 長文 | 内容一致・要旨 | 設問先読み→要旨→根拠 |
| リスニング | 会話・説明 | 音変化表+多聴精聴 |
時間配分モデル表(45分・60分/難化時の保険)

| 時間 | 語彙・文法 | 長文 | リスニング | 見直し |
|---|---|---|---|---|
| 45分(標準) | 15 | 22 | 6 | 2 |
| 45分(保険) | 14 | 25 | 5 | 1 |
| 60分(標準) | 20 | 25 | 10 | 5 |
| 60分(保険) | 18 | 30 | 10 | 2 |
【配点×時間】都道府県タイプ別の簡易チャート
英語の出題傾向は都道府県によって違いますが、ざっくり4タイプに分けておくと、時間配分のモデルを決めやすくなります。
| タイプ | 特徴 | 配点イメージ | 時間配分の例 | 意識すること |
|---|---|---|---|---|
| 長文重視型 | 長文が2〜3題/内容一致・記述・要約が多い | 長文40〜60%/語彙・文法20〜30%/リスニング10〜20% | 45分試験なら「語彙文法10〜12分/長文25分以上/リスニング6〜8分/見直し2〜3分」 | 語彙・文法は“捨てないが深追いしない”。 長文の本文読みと設問先読みを徹底し、配点の高い記述から優先する。 |
| 文法重視型 | 整序・語法・短文完成が多く、長文は比較的短め | 語彙・文法40〜60%/長文20〜30%/リスニング10〜20% | 「語彙文法18〜20分/長文15〜18分/リスニング6〜8分/見直し2〜3分」 | 整序・語法で取りこぼしゼロを目標に、文法問題からスタート。 長文は“全問正解”よりも、配点の高い問題から確実に取る。 |
| リスニング重視型 | 会話・説明文のリスニング配点が高い/音声問題が長め | リスニング30〜40%/長文30%前後/語彙・文法20〜30% | 「リスニング実施時間+メモ2〜3分を確保/残り時間で語彙文法→長文の順」 | 普段から先読み+メモの型を固定。 本番は、筆記よりも「聞き取りゾーンでの集中」を優先して、リスニング直前に一度深呼吸。 |
| 英作文重視型 | 自由英作文・条件英作文の語数が多い/配点が高い | 英作文20〜30%/長文30〜40%/語彙・文法20〜30%/リスニング10〜20% | 「語彙文法10〜12分/長文20〜22分/英作文8〜10分/リスニング6〜8分」 | 英作文は最後に回すと時間切れになりやすいので、長文の1題目が終わった段階などで先に書き切る。 事前にテンプレと「よく使う表現」を10〜20個ストックしておく。 |
【配点×時間】都道府県別の傾向と攻略ポイント(概観)
- 長文重視:読解時間厚め/設問先読みの徹底。
- 文法重視:整序・語法の取りこぼしゼロ化で底上げ。
- リスニング重視:音変化+先読みメモを日課化。
- 英作文重視:テンプレ(主張→理由→結論)で書き切る訓練。
内申点×英検×模試の関係/7日ルーティン/試験環境トレ/保護者向け支援術
内申点×英検×模試の関係|出願戦略と直前1か月の優先順位
- 内申:各高校の評定基準を確認。弱教科は提出物・小テスト・ノート提出で着実に底上げ。
- 英検:加点・みなし得点制度の有無を学校要項で確認(多くは準2級が目安)。
- 模試:判定が悪くても「単元×時間×ミス原因」で改善ポイントを特定。短期修正を繰り返す。
- 直前1か月:新規学習を控え、過去問2周目+英作文・整序・英語リスニングを中心に反復。
ケース別:内申×英検×模試の優先順位
同じ「英語の勉強」でも、志望校タイプによって力の入れどころが少し変わります。ここでは代表的な3パターンを想定して、内申・英検・模試の優先順位を整理します。
ケースA:公立標準校志望(内申重視タイプ)
- 内申:最優先。特に英語・国語・数学は「3→4」「4→5」に乗せるだけで、合計評定が大きく変わるゾーン。
・提出物:期限厳守+「+α(色ペンまとめ・コメント)」で加点を狙う。
・小テスト:範囲が出たら、その日のうちに「1回分だけ」解き直しておく。 - 英検:あればプラスだが、内申の穴埋めにはならない学校も多い。
・準2級取得済み → 願書に書いておき、加点の有無を確認。
・未取得 → 無理に本番直前に受けるより、過去問と学校ワークを優先。 - 模試:判定そのものよりも、
・「中1〜2内容のミス」か「中3内容のミス」か
を分けて、内申に響きやすい範囲から埋める。
★英語の実行プラン(目安):
・平日:学校ワーク+小テスト対策を優先/英検は過去問1回分を休日に軽く触れる程度。
・休日:過去問1年分 or 模試の英語を通しで解き、ミスを「内申に直結する単元」からつぶす。
ケースB:公立上位・難関校志望(当日点+模試偏差値重視タイプ)
- 内申:一定ライン(オール4レベル)までは必要。ただし、
「内申5を1つ増やすために3ヶ月かける」よりも
「英語の当日点+10点を狙う方がコスパが良い」ケースが多い。 - 英検:準2級〜2級で加点・みなし得点がある学校は、
・中3の夏〜秋までに取得できれば、模試偏差値+αとして心強い。
・直前期(1〜2月)は、英検優先ではなく本番形式の過去問を優先。 - 模試:偏差値そのものと同じくらい、
・「英語の得点推移」
・「大問別の正答率」
を重視し、英作文・長文・リスニングの3本柱を強化。
★英語の実行プラン(目安):
・毎週:英語の過去問1年分+長文1〜2題を追加し、時間配分を固定。
・模試ごとに:「英作文で落とした点」「長文の根拠読みのミス」を復習ノートに集約。
ケースC:私立併願多め(英検利用・推薦条件をフル活用タイプ)
- 内申:推薦・併願優遇の条件(例:「9教科合計○以上」「主要5教科4以上」など)を学校ごとに一覧表にしておく。
・英語が条件に入る場合は、「評定4」を死守するイメージで提出物・小テストを管理。 - 英検:準2級・2級の利用パターンを、
・「出願資格になる学校」
・「加点だけの学校」
・「合否判定でみなし得点になる学校」
に分けてメモ。
→ “どの学校で、何級をどこまでに取ると得か”が見えると、親子で動きやすい。 - 模試:判定は「安全校・チャレンジ校・記念受験校」の3つに色分けし、
・英検を使えばS判定になる学校
・内申で有利になれる学校
を整理しておく。
★英語の実行プラン(目安):
・秋まで:英検の過去問・予想問題を使って「英作文・長文・リスニング」を総合的に鍛え、そのまま入試英語にも流用。
・冬〜本番前:英検よりも、志望校の過去問と時間配分トレーニングを最優先。
直前1か月:英語の優先順位リスト
本番1か月前になったら、英語では「増やす」より「仕上げる」ことを意識します。
- 過去問2周目:志望校・自県の英語過去問を「3年分×2周」できているか確認。まだなら、残り期間は過去問優先。
- 語彙・熟語の維持:新しい単語帳に手を出さず、
・既に使っている単語帳のチェックマーク部分だけ
・過去問で出た重要語句
を毎日10〜20個だけ回す。 - 英作文:このページのテンプレを使い、
・「賛成/反対」
・「自己紹介・将来の夢」
の2パターンを毎日1本ずつ書いて声に出して読む。 - 整序・文法:過去問・模試でミスが多かったパターンだけを、
「1日10問×5日」で再演習。
→ 新しい問題集に広く手を出さない。 - リスニング:本番形式の音声(過去問CD・サイトなど)で、
・「先読み→メモ→答える」の流れを、週に2〜3回は本番と同じ時間帯で練習。
部活引退後に一気に伸ばす7日ルーティン(平日30分×週末90分)
| 曜日 | 内容 |
|---|---|
| 月 | 語彙10分+文法10分+リスニング10分 |
| 火 | 過去問1年分の1/2+誤答原因タグづけ |
| 水 | 長文2題(設問先読み+要旨メモ) |
| 木 | 英作文1本(テンプレ+添削) |
| 金 | 音読+発音練習+まとめノート整理 |
| 土 | 過去問1年分通し(本番時間で) |
| 日 | 誤答再演習+英作文再チェック+模試レビュー |
家でできる“試験環境トレ”の作り方

- タイムテーブル:本番と同時刻・同条件(時間・音量・机配置)で練習。
- 持ち物:筆記具/時計/消しカス用紙/耳慣らし用短音源。
- 環境:机上は問題・解答用紙のみ。スマホは別室管理。
保護者向け:声かけ例・NG例(やる気を下げない支援術)

| OK例 | NG例 |
|---|---|
| 「今日はどこが進んだ?」(成果の自己言語化を促す) | 「なんでまだ終わらないの?」(焦りを強調) |
| 「明日は何を10分やる?」(小さな計画を具体化) | 「もっと頑張らなきゃダメでしょ」(抽象的圧力) |
| 「前より速くなったね」(プロセス称賛) | 「〇〇くんはもう終わったらしいよ」(比較発言) |
| 「あと何回で仕上げ?」(ゴールイメージを共有) | 「どうせ無理でしょ」(否定的予測) |
「朝起きられない」→ 朝起きない本当の理由と対策 / 「自尊感情」→ 自己肯定感を育てるメンタルトレ / 「集中が続かない」→ 集中力が“続かない”の解決策 / 「スマホ管理」→ 中学生のスマホ問題・完全版
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よくある質問(FAQ)
Q1. 毎日どれくらい勉強する?(配分の目安)
A. 目安は平日30〜60分、休日90〜120分です。ただし「時間」よりも中身のバランスが大事です。
・平日:語彙10〜15分/文法10〜15分/長文10〜20分/リスニング5〜10分
・休日:過去問1年分+復習(誤答ノート)+英作文1本+リスニング多め
週トータルで「インプット(語彙・文法)」と「アウトプット(長文・英作・リスニング)」が半々になるように調整しましょう。
▶関連記事:内申点×英検×模試と7日ルーティン
Q2. 過去問はいつから何年分?(理由つき)
A. 基本は10月から直近3年分がおすすめです。
・1周目:時間を計りつつ最後まで解き、誤答は「語彙/文法/長文/英作/時間」の原因タグをつける。
・2周目:原因タグごとに「弱点大問だけ」を抜き出して再演習。
形式変更があった年は、変更前年も1年分チェックしておくと安心です。
▶関連記事:過去問の選び方と時間配分モデル
Q3. 英作文の自己採点は?(チェック項目)
A. 次の3つを順番にチェックします。
① 文法の正確性:時制/三単現/冠詞/単数・複数/前置詞ミスがないか。
② 語法の適切さ:want to / belong to / be interested in など、よく出る表現が正しく使えているか。
③ 構成の一貫性:「主張→理由1→理由2→結論」の型になっているか。
減点方式で「1ミス=▲1点」とざっくり決めておくと、成長が見えやすくなります。
▶関連記事:英作文テンプレ集(中3頻出テーマ別)
Q4. スピーキング対策は必要?(地域差)
A. 地域・高校によって差が大きいので、まずは志望校の募集要項・学校説明会で確認を。
・面接+短い英語スピーキングのみ:自己紹介・志望理由・将来の夢を「30秒〜1分」で言えるようにしておく。
・オンライン英語・録音提出型:スマホ録音で「1日1トピック」を練習→2日に1回は自分で聞き返してチェック。
いずれの場合も、完璧な発音より“内容の分かりやすさ”を優先しましょう。
▶関連記事:中学生のスマホ問題・完全版(録音の活用例つき)
Q5. 模試が悪い時の優先順位は?
A. 「ショックを受ける」より先に、単元×時間×ミス原因の3軸で分解します。
・単元:時制/関係代名詞/長文のTrue/False…どこで落としているか。
・時間:語彙・文法で粘りすぎていないか/長文の最後までたどり着いているか。
・ミス原因:ケアレスミス/語彙不足/文法ルールがあいまい/時間切れ など。
次回模試までに「大きな穴が1つ埋まればOK」くらいの気持ちで、過去問・ワークの範囲を絞って対策しましょう。
▶関連記事:過去問復習ノートと原因タグの付け方
Q6. どんな問題集を何冊やればいい?
A. 英語は「たくさんの問題集」よりも、分野別に1冊ずつを2〜3周する方が確実に伸びます。目安は以下のイメージです。
・単語:中学範囲をカバーする単語帳…1冊(毎日10〜20語×2〜3周)
・文法:中1〜3の文法が1冊でまとまっている解説+問題集…1冊
・長文:入試レベルの長文問題集…1冊(1日1題ペースで2周)
・英作文:短文英作〜自由英作文まで載っている問題集…1冊
・リスニング:過去問CD・サイト+1冊分の音源つき問題集…1セット
「終わりのライン」は、
・単語:日本語→英語で7〜8割以上答えられる
・文法:基礎問題なら9割以上正解できる
・長文:制限時間内に7割以上正解+内容が説明できる
を目安にしてください。
▶関連記事:中学生向け通信教育・オンライン塾おすすめ比較【2025年版】
Q7. 塾・通信・独学、英語だけならどれが向く?
A. 英語だけを見ると、タイプ別に向き・不向きがあります。
・自走力あり/自分で計画を立てられるタイプ:
→ 通信教育+市販問題集でも十分。動画解説つきの通信を選ぶと、文法の穴を埋めやすい。
・苦手が大きい/基礎からやり直したいタイプ:
→ 個別塾 or 通信+オンライン個別サポートが相性◎。「何を・どの順番で」やるかを決めてもらうと楽になります。
・時間がない/部活・習い事で忙しいタイプ:
→ 通信(タブレット・映像)で「平日15〜20分×毎日」を確保し、休日だけ塾 or 家庭学習で過去問が現実的。
完全独学でも合格は可能ですが、「計画」と「チェック役」をどう補うかがポイントです(保護者・先生・オンライン添削など)。
▶関連記事:中学生向け通信教育・オンライン塾の選び方
Q8. 学校ワークと市販問題集の優先順位は?
A. 高校受験では、英語に限らず基本は「学校ワーク優先」です。理由は、
・内申点に直結(提出状況・テスト問題の出題元になりやすい)
・授業とリンクしているので「同じ単元を2周」しやすい
からです。
優先順位のイメージ:
① 学校ワーク(授業進度に合わせて仕上げる)
② 定期テスト対策プリント・小テストの解き直し
③ 市販問題集(長文・英作など、+αで伸ばしたい分野)
④ 志望校の過去問(本番形式になれてきた段階で)
学校ワークが未完のまま市販に走ると、内申も基礎力も取りこぼしになりやすいので注意しましょう。
▶関連記事:過去問の選び方と回し方/復習ノートの作り方
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HowTo(手順まとめ)
-
間隔反復カードの作り方:表=英語/裏=日本語。間隔=当日→1→3→7→28日。
-
過去問復習ノート:誤答に原因タグ→正解手順1行→翌週再テスト。
出題形式×対策 早見表
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出題形式 |
内容 |
対策ポイント |
|---|---|---|
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語彙 |
単語・熟語・派生語 |
例文音読+間隔反復(当日→1→3→7→28日) |
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文法 |
穴埋め・整序 |
理由理解→演習→英作で出力 |
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長文 |
内容一致・要旨 |
設問先読み→段落要旨メモ→根拠線引き |
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リスニング |
会話・説明文 |
音変化表+精聴多聴→シャドーイング |
|
英作文 |
自由・条件英作 |
Intro→Reason1→Reason2→Conclusionの型 |
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ChieFukurou|子育て×学習法の実践研究者。
「脳科学×心理学×家庭で回る仕組み」で“今日からできる”勉強法を提案。
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