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単語は覚えているのに英語の点が取れない中学生|長文で止まる本当の原因は「文構造」です

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単語は覚えているのに英語の点が取れない中学生|長文で止まる本当の原因は「文構造」です

単語は覚えているのに英語の点が取れない中学生へ。原因は単語不足ではなく「文構造の理解不足」です。長文で止まる理由と、どこでズレているかを明確にし、成績が伸びない本当の原因を解説します。

英語を頑張っているのに結果が出ず悩む中学生の学習風景

頑張っているのに結果が出ない、その違和感には理由があります

単語が足りないわけではありません。

単語は覚えている。
意味も分かる。

それでも点が取れないのは——

文の骨組みが見えていないからです。

ここで一度だけ確認してください。
原因は単語ではなく、構造のズレかもしれません。
今の原因を確認する
※ここを外すと、単語を増やしても結果は変わりません

こんな状態ではありませんか?

  • ✔ 単語テストは取れている
  • ✔ 長文になると急に止まる
  • ✔ 並び替え問題が苦手
  • ✔ 文法は「なんとなく分かる」
  • ✔ 英語は50〜60点で止まっている

2つ以上当てはまるなら、原因はほぼ同じです。

こう感じていませんか?

「これだけ覚えているのに、なぜ?」

  • ・単語は覚えている
  • ・意味も分かる
  • ・でも文章になると読めない

この違和感は間違っていません。
努力不足でもありません。

なぜ単語を覚えているのに点が取れないのか

① 文の骨組みが見えていない

英語は単語の集合ではありません。
主語+動詞で意味が決まる言語です。

I / like / soccer

この3つで意味が決まります。

しかし多くの中学生は

  • 単語単位で読んでいる
  • 意味を並べている

単語は分かるのに長文で止まる中学生の学習状況

単語は分かるのに「つながらない」ことが問題です

その結果、

単語は分かるのに意味がつながらない状態になります。
これが「読めない正体」です。

② 主語と動詞が曖昧

長文で止まる子には共通点があります。

  • ・主語が分からない
  • ・動詞が見つからない
  • ・修飾に引っ張られる

その結果、

文の中心が分からず、意味が崩れます。

単語は分かるのに読めないのは、
主語と動詞を取れていないサインです。

③ 前置詞・関係詞で崩れる

  • ・in / on / at
  • ・which / that

ここで止まるのは偶然ではありません。

これらは構造のパーツです。
構造が分かっていないと、意味をつなぐことができません。

なぜ「単語は分かるのに読めない」が起きるのか

このズレは3段階で起きています。

  • ① 単語理解(意味は分かる)
  • ② 文理解(誰が何をしているか分からない)
  • ③ 文章理解(全体がつながらない)

多くの中学生は①まではできていますが、②で止まっています。

だから、単語は分かるのに読めない状態になります。

ここが分岐です。
どこで止まっているかによって、対策は変わります。
止まり方を特定する
※ここを外すと、やることはすべてズレ続けます

あなたはどこで止まっているのか

この問題は1つではありません。
止まり方は3つに分かれます。

  • ① 主語が分からない
  • ② 動詞が分からない
  • ③ 修飾に引っ張られる

この3つのうち、どれか1つでも当てはまれば、そこが原因です。

ここまで読んで
「自分はどれか分かった」と感じた方は、
その時点で原因は特定できています。

ここで重要な誤解を外します

この問題は、応用問題が解けない問題ではありません。

応用問題で止まる場合は
思考の組み立てや答案化の問題です。

しかし今回の問題は違います。

これは
英語の読解構造の問題です。

そもそも文章が読めていない状態です。

つまり
思考以前の段階で止まっています。

最大の落とし穴

「単語=英語力」という誤解です。

多くの家庭はこう考えます。

単語が足りない → だから覚えさせる

しかし現実は逆です。

単語は足りています。
使えていないだけです。

単語を増やしても、読めるようにはなりません。

量ではなく構造

英語は量ではなく順番です。

  • ① 主語と動詞を取る
  • ② 文の骨組みを作る
  • ③ 修飾を後から足す

この順番が崩れると、いくら単語を覚えても読めません。

実は英語だけの問題ではありません

英語と数学の学習がつながっていない状態の机

問題は教科ではなく「進み方」にあります

英語だけが苦手だと思っていませんか?

実は同じことが起きています。

  • ・数学の文章題で止まる
  • ・割合や比で崩れる
  • ・説明問題で書けない

共通点は一つです。

構造が見えていないことです。

英語の問題ではなく、
「積み上がらない構造」の問題です。

この状態が一番もったいない理由

今の状態は

あと一歩で伸びる状態です。

  • ・単語はできている
  • ・勉強もしている

つまり土台はあります。

しかし

ズレたまま進んでいるため
結果に変わっていません。

このまま続けると、

伸びないまま固定します。

この状態のまま進むとどうなるか

単語は増える
勉強時間も増える

しかし点数は変わりません。

ズレたまま努力しているからです。

同じやり方を続ける限り、
同じ場所で止まり続けます。

このまま続けると、状態は固定します。
気づいたときには、修正に時間がかかります。
今すぐ原因を確認する
※ここで動かないと、同じ状態が続きます

まとめ|単語を増やしても英語は伸びません

単語を覚えているのに点が取れないのは、

単語不足ではありません。
構造理解の不足です。

ここまでで分かるのは
「なぜ止まっているか」だけです。

しかし、

どこでズレているかはまだ特定できていません。

次にやるべきこと

このままだと
あと一歩の状態のまま止まり続けます。

努力の問題ではありません。
ズレの問題です。

今ここで確認しないとズレ続けます

整理された学習環境で次の一歩を踏み出そうとする中学生

整理すれば、次の一手は見えてきます

この記事を書いた人

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ChieFukurou

中学生の家庭学習・受験・通信教育をテーマに、保護者向けに学習設計の情報を発信しています。やる気論ではなく、どのタイプで止まっているかを整理し、家庭で次に読むべき記事を外さず選べることを重視して記事設計しています。

連絡先:imabari621@gmail.com